広報リリース・販売統計

チェーンストア販売統計

令和3年9月度・チェーンストア販売概況

(2021年10月21日)

全体の概況

※会員企業数 56社 / 店舗数 11,855店
※総販売額 1兆510億円   (店舗調整前) 103.5% (店舗調整後) 103.2%
<部門別の概況>
・食料品 7,504億円 (店舗調整前) 105.9%(店舗調整後) 104.8%
・衣料品 446億円 (店舗調整前) 81.6%(店舗調整後) 85.8%
・住関品 1,974億円 (店舗調整前) 101.9%(店舗調整後) 102.7%
・サービス 27億円 (店舗調整前) 128.7%(店舗調整後) 129.0%
・その他 557億円 (店舗調整前) 100.2%(店舗調整後) 100.3%

令和3年9月度は、緊急事態宣言、まん延防止重点措置の発令により、行動自粛などにより内食化需要が続いた。食料品は農産品が天候不順の影響により相場高となり堅調に推移し、他の部門も惣菜を中心に動きは良かった。衣料品は天候不順などの影響もあり苦戦したが、住関品はまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。

商品別の動き

食料品
農産品
農産品は、じゃがいも、玉ねぎ、長ねぎ、里芋、さつまいも、ブロッコリー、小松菜、蓮根、もやし、きのこ類、カット野菜などは好調だったが、大根、レタス、きゅうり、なす、キャベツ、トマト、ピーマン、枝豆などの動きは鈍かった。果物では、柿、桃、梨、みかん、ぶどう、バナナ、キウィフルーツ、カットフルーツなどの動きは良かったが、りんご、いちじくなどの動きは鈍かった。
畜産品
畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉の動きは良かった。鶏卵の動きは良かったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。
水産品
水産品は、刺身盛り合せ、天然ぶり、かつお、まあじ、いか、サーモン、生秋鮭、さんま、うなぎ、冷凍魚、ちりめん、生筋子などの動きは良かったものの、たこ、切身、塩干物、干物、貝類、海藻類などの動きは鈍かった。
惣菜
惣菜は、温惣菜は、揚げ物、スナック、中華、焼き鳥などは好調だった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに好調、弁当、寿司の動きも良かった。
その他食品
その他食品は、乳製品、冷凍食品、納豆、チルド麺、カップ麺、袋麺、パスタ、ピザ、調味料、インスタントコーヒー、カレー・スープ、鍋つゆ、おでんセット、練製品、調理パン、スナック菓子、米菓、洋菓子、チョコレート、酒類の動きは良かったが、米、 飲料、アイスクリーム、食パン、乾麺、ドレッシング、食用油、缶詰、シリアルなどの動きは鈍かった。
衣料品
紳士衣料
紳士衣料は、ジャケット、フォーマル、アウター、トレーナー、ポロシャツなどはまずまずの動きだったが、スーツ、カッターシャツ、ブルゾン、コート、カジュアルパンツ、Tシャツなどは苦戦した。
婦人衣料
婦人衣料は、カットソー、レギンスパンツなどはまずまずの動きだったが、フォーマル、ジャケット、スラックス、カジュアルシャツ、ワンピース、デニムなどは不調に終わった。
その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士パジャマ、紳士・婦人リラクシング、紳士肌着、スクール衣料、女児トレーナー、男児長袖Tシャツ、ベビー用品、スニーカーなどはまずまずの動きだったものの、男児ロングパンツ、女児長袖ワンピース、子供肌着、ストッキング、子供ソックス、婦人バッグ、婦人靴、傘などの動きは鈍かった。
住関品
日用雑貨品
日用雑貨品は、ペーパー類、玩具、タオル、トレーディングカード、タバコなどは好調だったが、ランドセル、ステンレスボトル、ウエットティッシュ、カセットコンロ・ボンベ、文具、手芸用品、エコバッグなどの動きは鈍かった。
医薬・化粧品
医薬・化粧品は、解熱鎮痛剤、体温計、住居用洗剤、フェイスケア、オーラルケア、入浴剤、トイレ用洗剤、殺虫剤、防虫剤などはまずまずの動きだったが、カウンセリング化粧品、ハンドソープ、除菌シート、衣料用洗剤、シャンプー・リンス、制汗剤、台所用洗剤などは苦戦した。
家具・インテリア
家具・インテリアは、ワークチェア・デスク、収納整理用品、掛布団、敷き布団、敷パッド、毛布、マットレス、枕などはまずまずの動きだったが、収納家具、カーペット、カーテン、クッションなどは苦戦した。
家電製品
家電製品は、テレビ、サーキュレーター、空気清浄機、掃除機、調理家電などはまずまずの動きだったが、エアコン、冷蔵庫、炊飯器、照明、懐中電灯、乾電池などの動きは鈍かった。
その他商品
その他商品は、トレーニングウェア、アウトドア用品、ペット用品、園芸用品、鉢物類、スポーツ自転車などは好調だったが、トラベル関連、アシスト自転車、花き類などの動きは鈍かった。
サービス・その他
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.3%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は5.3%であった。

『チェーンストア販売統計』のお問い合わせは、日本チェーンストア協会 広報部 まで
電話 03-5251-4600  FAX 03-5251-4601

※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス ; http://www.jcsa.gr.jp

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