広報リリース・販売統計

チェーンストア販売統計

令和4年4月度・チェーンストア販売概況

(2022年5月24日)

全体の概況

※会員企業数 56社 / 店舗数 10,943店
※総販売額 1兆687億円   (店舗調整前) 98.8% (店舗調整後) 102.1%
<部門別の概況>
・食料品 7,250億円 (店舗調整前) 99.7%(店舗調整後) 98.8%
・衣料品 662億円 (店舗調整前) 102.9%(店舗調整後) 107.3%
・住関品 2,070億円 (店舗調整前) 90.3%(店舗調整後) 108.2%
・サービス 23億円 (店舗調整前) 81.4%(店舗調整後) 103.1%
・その他 681億円 (店舗調整前) 117.4%(店舗調整後) 117.7%

令和4年4月度は、新型コロナウイルス感染症の感染者下げ止まり傾向が続いている中、生活者の行動範囲が広がっていることから、昨年の反動もあり食料品の動きは鈍かった。衣料品は気温の上昇とともに動き始め、住関品も堅調に推移したこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。

商品別の動き

食料品
農産品
農産品は、玉ねぎ、キャベツ、レタス、トマト、ミニトマト、カット野菜、カットサラダなどの動きは良かったが、人参、長ねぎ、ピーマン、なす、ブロッコリー、パプリカ、ほうれん草などの動きは鈍かった。果物では、りんご、いちご、すいか、輸入ぶどう、オレンジ、パイナップル、カットフルーツなどはまずまずの動きだったが、アボカド、キウィフルーツ、レモン、マンゴーなどの動きは鈍かった。
畜産品
畜産品は、牛肉、豚肉の動きは鈍かったが、鶏肉はまずまずの動きだった。鶏卵、ハム・ソーセージの動きは鈍かった
水産品
水産品は、刺身盛り合わせ、かつお、うなぎ、冷凍魚、漬魚、干物、ちりめんなどはまずまずの動きだったが、まぐろ、たこ、いか、鯛、あじ、生サーモン、かじき、切身、塩鮭、魚卵、あさりなどは苦戦した。
惣菜
惣菜は、温惣菜は、揚げ物、中華、オードブル、焼き物などはまずまずの動きだった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに動きは良かった。弁当、寿司の動きも良かった。
その他食品
その他食品は、スポーツ飲料、ゼリー飲料、乳飲料、食用油、冷凍食品、アイスクリーム、水物、レトルト食品、パン類、和菓子、半生菓子、レギュラーコーヒー、ビールなどはまずまずの動きだったが、米、乳製品、牛乳、ヨーグルト、パスタ、チルド麺、乾麺、粉類、ピザ類、調味料、チョコレート、納豆、キムチなどの漬物、佃煮、缶詰、酒類などの動きは鈍かった。
衣料品
紳士衣料
紳士衣料は、スーツ、セットアップ、スラックス、長袖ドレスシャツ、長袖カジュアルシャツ、ブルゾン、春物Tシャツ、カットソー、ボトムなどの動きは良かったものの、カジュアルジャケット、春物アウターなどの動きは鈍かった。
婦人衣料
婦人衣料は、フォーマル、シャツ・ブラウス、レギンスパンツ、カットソーなどはまずまずの動きだったが、ジャケット、パンツ、チュニックなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナー、入学関連商品、スクール衣料、紳士・婦人靴下、靴、スニーカー、帽子、UV手袋、傘などの動きは良かったものの、婦人ルームウェア、子供ロングパンツ、女児ワンピース、女児半袖Tシャツ、男児・女児キャラクター肌着・ソックス、ベビー用品、エプロンなどの動きは鈍かった。
住関品
日用雑貨品
日用雑貨品は、ランドセル、カードゲーム、ペーパー類、ラップ類、キッチン用品、トイレ・バス用品、行楽用品、マグボトルなどは好調だったが、ウェットティッシュ、鍋、玩具、文具、雑誌・書籍、ぬいぐるみ、使い捨て手袋、たばこなどの動きは鈍かった。
医薬・化粧品
医薬・化粧品は、解熱鎮痛剤、鼻炎薬、メイクアップ、UV関連、衣料用洗剤・柔軟剤、入浴剤、台所用洗剤、芳香・消臭剤、マスク、防虫・殺虫剤などはまずまずの動きだったが、カウンセリング化粧品、総合感冒薬、ハンドソープなどは苦戦した。
家具・インテリア
家具・インテリアは、夏物寝具、掛布団カバー、敷布団、敷パッド、枕、カーテンなどはまずまずの動きだったが、タンス・収納家具、ソファ、テレビボード、掛布団、マットレス、カーペット、クッションなどの動きは鈍かった。
家電製品
家電製品は、洗濯機、エアコン、扇風機、炊飯器、クリーナー、電球、懐中電灯・乾電池などの動きは良かったが、テレビ、加湿器、空気清浄機、調理家電などの動きは鈍かった。
その他商品
その他商品は、アウトドア用品、ペット用品、キャリーケース、スポーツバッグ、スポーツウェア、スポーツサイクル、大人用おむつ、園芸用品、洋花などの動きは良かった。
サービス・その他
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.2%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.4%であった。

『チェーンストア販売統計』のお問い合わせは、日本チェーンストア協会 広報部 まで
電話 03-5251-4600  FAX 03-5251-4601

※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス ; http://www.jcsa.gr.jp

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