広報リリース・販売統計

チェーンストア販売統計

令和5年6月度・チェーンストア販売概況

(2023年7月25日)

全体の概況

※会員企業数 54社 / 店舗数 10,797店
※総販売額 1兆809億円   (店舗調整前) 101.9% (店舗調整後) 102.1%
<部門別の概況>
・食料品 7,537億円 (店舗調整前) 103.6%(店舗調整後) 103.7%
・衣料品 654億円 (店舗調整前) 97.7%(店舗調整後) 98.0%
・住関品 2,129億円 (店舗調整前) 103.6%(店舗調整後) 104.4%
・サービス 20億円 (店舗調整前) 92.4%(店舗調整後) 92.4%
・その他 467億円 (店舗調整前) 79.9%(店舗調整後) 79.3%

令和5年6月度は、食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いているが、店頭価格の上昇により農産品を除き売上は伸びた。衣料品は昨年の反動もあり動きが鈍かったが、住関品はまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。

商品別の動き

食料品
農産品
農産品は、レタス、トマト、きゅうり、ピーマン、人参、なす、とうもろこし、山芋、きのこ類などはまずまずの動きだったが、玉ねぎ、大根、梅、らっきょう、カット野菜などの動きは鈍かった。果物では、桃、りんご、バナナ、キウィフルーツ、輸入オレンジなどの動きはまずまずだったが、柑橘類、メロン、すいか、輸入ぶどうなどの動きは鈍かった。
畜産品
畜産品は、豚肉、鶏肉の動きは良かったものの、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵の動きは良く、ハム・ソーセージもまずまずの動きだった。
水産品
水産品は、刺身盛合わせ、真いわし、真あじ、かつお、たこ、ぶり、塩鮭、生銀鮭、冷凍魚、漬け魚、塩干物、あさり、ちりめんなどの動きは良かったが、単品刺身、まぐろ、いか、うなぎ、ホタルイカ、魚卵などの動きは鈍かった。
惣菜
惣菜は、温惣菜は、揚げ物、天ぷら、オードブル、中華、焼き物などが好調だった。要冷惣菜は、和・洋惣菜とも動きは良く、弁当、寿司の動きも良かった。
その他食品
その他食品は、飲料、乳製品、ヨーグルト、冷凍食品、調味料、アイスクリーム、カップ・袋麺、マヨネーズ、麺類、パン類、パスタ、納豆、佃煮、スナック菓子、半生菓子、グミ、キャンディー、ビスケット、ウイスキー、日本酒などは好調だったが、米、牛乳、めんつゆ、乾麺、飲料酢、油、粉類、シリアル、カレー、洋生菓子、ゼリーなどの動きは鈍かった。
衣料品
紳士衣料
紳士衣料は、セットアップ、スラックス、ドレスシャツ、カジュアルパンツ、カジュアルシャツなどはまずまずの動きだったが、ビジネススーツ、半袖ドレスシャツ、半袖ポロシャツ、カットソーなどは苦戦した。
婦人衣料
婦人衣料は、ブラウス、カーディガン、カジュアルシャツ、カジュアルパンツなどまずまずの動きだったが、ブランド・カジュアルTシャツ、ボトム、カットソーなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナー、紳士シャレテコ、婦人・子供水着、浴衣、紳士・婦人スニーカー、婦人バッグ、レイングッズなどの動きはまずまずだったが、紳士・婦人・子供パジャマ、紳士リラクシングウェア、婦人下着、紳士・子供肌着、男児・女児衣料、スクール衣料、紳士水着、靴下、帽子、財布などの動きは鈍かった。
住関品
日用雑貨品
日用雑貨品は、カードゲーム、TVゲームソフト、ラップ・ホイル類、ペーパー類、トイレ・バス用品、洗濯・清掃用品、行楽用品、ステンレスボトル、スリッパ、ゴミ袋などの動きは良かったが、子供用おむつ、カセットコンロ、玩具、書籍・雑誌、文具、タオル、タバコなどの動きは鈍かった。
医薬・化粧品
医薬・化粧品は、カウンセリング化粧品、総合感冒薬、メイク用品、UVケア、食器用洗剤、殺虫剤、制汗剤などは動きが良かったが、ハンドソープ、除菌シート、体温計、ボディケア、シャンプー・リンス、衣料用洗剤・柔軟剤、住居用洗剤、入浴剤、マスクなどの動きは鈍かった。
家具・インテリア
家具・インテリアは、ダイニング家具、ベッドマットレス、肌掛け布団、寝具カバー、敷パッドなどはまずまずの動きだったが、ワークチェア・デスク関連、収納家具、ソファーベッド、ダウンケット、い草ラグなどは苦戦した。
家電製品
家電製品は、扇風機、サーキュレーター、洗濯機、電球・電池などはまずまずの動きだったが、エアコン、大型冷蔵庫、ホットプレート、炊飯器、掃除機などは苦戦した。
その他商品
その他商品は、ペットフード、キャリーケース、トラベルバッグ、ジュニアサイクル、ライフサポート関連商品、花き類などの動きは良かったものの、スポーツサイクル、電動アシスト自転車、マリンレジャー用品、園芸用品などの動きは鈍かった。
サービス・その他
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.2%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は4.3%であった。

『チェーンストア販売統計』のお問い合わせは、日本チェーンストア協会 広報部 まで
電話 03-5251-4600  FAX 03-5251-4601

※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス ; http://www.jcsa.gr.jp

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