広報リリース・販売統計

チェーンストア販売統計

令和5年8月度・チェーンストア販売概況

(2023年9月22日)

全体の概況

※会員企業数 54社 / 店舗数 10,796店
※総販売額 1兆1,432億円   (店舗調整前) 103.4% (店舗調整後) 103.4%
<部門別の概況>
・食料品 8,246億円 (店舗調整前) 104.6%(店舗調整後) 104.8%
・衣料品 503億円 (店舗調整前) 108.2%(店舗調整後) 108.4%
・住関品 1,991億円 (店舗調整前) 104.4%(店舗調整後) 104.4%
・サービス 23億円 (店舗調整前) 104.6%(店舗調整後) 104.5%
・その他 667億円 (店舗調整前) 85.9%(店舗調整後) 84.5%

令和5年8月度は、依然として食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いているが、店頭価格の上昇もあり水産品を除き売上は伸びた。衣料品は高気温の影響もあり季節商品の動きが良く、住関品の動きも良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。

商品別の動き

食料品
農産品
農産品は、男爵芋、レタス、きゅうり、キャベツ、ミニトマト、ピーマン、ズッキーニ、なす、枝豆、カット野菜などの動きは良かったが、玉ねぎ、とうもろこし、トマト、ブロッコリー、オクラ、ほうれん草、小松菜、きのこ類などの動きは鈍かった。果物では、すいか、梨、ぶどう、ハウスみかん、りんご、メロン、キウィフルーツ、バナナ、パイナップル、アボカドなどの動きが良かった。
畜産品
畜産品は、豚肉、鶏肉はまずまずの動きだったが、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵、ハム・ソーセージの動きも良かった。
水産品
水産品は、刺身盛合わせ、生まぐろ、生かつお、サーモン、ぶり、冷凍かに・エビ、冷凍魚、漬け魚、塩鮭、海藻類などはまずまずの動きだったが、いか、あじ、さば、さんま、うなぎ、切身、しらす、干物などの動きは鈍かった。
惣菜
惣菜は、温惣菜は、揚げ物、天ぷら、オードブル、中華、焼き鳥などは好調だった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに動きは良く、弁当、寿司の動きも良かった。
その他食品
その他食品は、飲料、乳製品、乳酸菌飲料、牛乳、油、冷凍食品、納豆、豆腐、アイスクリーム、乾麺、カップ麺、涼味麵、パン類、米菓、スナック菓子、グミ、ゼリー、キャンディー、銘菓、ビール、チューハイ、ウイスキー、ノンアルコール飲料などは好調だったが、ヨーグルト、練物、粉物、缶詰、スープ、ガム、チョコレート、インスタントコーヒー、ナッツ類、和洋生菓子、シリアル、ワインなどの動きは鈍かった。
衣料品
紳士衣料
紳士衣料は、フォーマル、スラックス、長袖・半袖ドレスシャツ、半袖カジュアルシャツ、ショートパンツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、長袖カジュアルシャツ、ボトム、カットソーなどの動きは鈍かった。
婦人衣料
婦人衣料は、フォーマル、ベスト、スラックス・パンツ、カジュアルシャツ、Tシャツ、ボトムなどの動きは良かったものの、ワンピース、カラーフォーマル、ブラウスなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、紳士・婦人・子供水着、UV衣料、浴衣、スニーカー、靴下、帽子、日傘、婦人バッグなどの動きは良かったが、スクール衣料、子供靴、ハンカチ、婦人靴、レイングッズなどの動きは鈍かった。
住関品
日用雑貨品
日用雑貨品は、ランドセル、ラップ・ホイル類、ペーパー類、バス・トイレ用品、洗濯・清掃用品、クーラーボックス、行楽用品、カセットコンロ・ボンベ、ステンレスボトル、タオル、お盆関連商品、ゴミ袋などの動きは良かったものの、子供用おむつ、文具、雑誌・書籍、タバコなどの動きは鈍かった。
医薬・化粧品
医薬・化粧品は、カウンセリング化粧品、メイク用品、UV・スキンケア、皮膚薬、衣料用洗剤、冷シート、制汗剤などはまずまずの動きだったが、風邪薬、湿布薬、マスク、石鹸、シャンプー・リンス、台所用洗剤、防虫剤、除湿剤などの動きは鈍かった。
家具・インテリア
家具・インテリアは、ソファー、リビング収納用品、敷布団、敷パッド、タオルケット、敷物、カーテン、座椅子、すだれなどはまずまずの動きだったが、ベッド、ワークチェア・デスク関連、テレビボード、マットレス、枕カバー、ダウンケット、クッションなどの動きは鈍かった。
家電製品
家電製品は、洗濯機、扇風機、サーキュレーター、トイレ洗浄便座、乾電池などはまずまずの動きだったが、エアコン、液晶テレビ、炊飯器、掃除機、管球などは苦戦した。
その他商品
その他商品は、キャリーケース、トラベルバッグ、自転車用ヘルメット、アウトドア用品、スポーツウェア、ペットフード、花き類などの動きは良かったが、電動アシスト自転車、シティサイクル、園芸用品などの動きは鈍かった。
サービス・その他
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.2%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は5.8%であった。

『チェーンストア販売統計』のお問い合わせは、日本チェーンストア協会 広報部 まで
電話 03-5251-4600  FAX 03-5251-4601

※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス ; http://www.jcsa.gr.jp

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