広報リリース・販売統計

チェーンストア販売統計

令和5年11月度・チェーンストア販売概況

(2023年12月22日)

全体の概況

※会員企業数 54社 / 店舗数 10,822店
※総販売額 1兆1,286億円   (店舗調整前) 103.2% (店舗調整後) 103.7%
<部門別の概況>
・食料品 7,756億円 (店舗調整前) 104.5%(店舗調整後) 104.6%
・衣料品 630億円 (店舗調整前) 103.5%(店舗調整後) 103.5%
・住関品 2,247億円 (店舗調整前) 100.1%(店舗調整後) 102.2%
・サービス 25億円 (店舗調整前) 100.7%(店舗調整後) 100.6%
・その他 626億円 (店舗調整前) 99.6%(店舗調整後) 98.9%

令和5年11月度は、食料品は節約志向から買い控えの傾向が続いている中、農産品が相場高の影響から堅調に推移し、食料品全体では店頭価格の上昇もあり売上は良かった。衣料品は気温の低下ともに季節商品が動き始め、住関品はまずまずの動きだったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。

商品別の動き

食料品
農産品
農産品は、じゃがいも、白菜、玉ねぎ、長ねぎ、きゅうり、キャベツ、なす、しいたけ、ほうれん草、ブロッコリー、きのこ類、カット野菜などは好調だったが、トマト、ピーマンなどの動きは鈍かった。果物では、ぶどう、みかん、バナナなどの動きは良かったが、りんご、梨、柿、いちご、アボカド、キウイフルーツなどは動きが鈍かった。
畜産品
畜産品は、鶏肉はまずまずの動きだったが、牛肉、豚肉の動きは鈍かった。鶏卵はまずまずの動きだったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。
水産品
水産品は、まぐろ、ほたて、ぶり、はまち、塩さば、冷凍魚、魚卵、海藻類などはまずまずの動きだったが、たこ、いか、真さば、たら、さんま、かに、牡蠣などは苦戦した。
惣菜
惣菜は、温惣菜は、揚げ物、スナック、天ぷら、オードブル、焼き物などは好調だった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに動きは良く、弁当、寿司の動きも良かった。
その他食品
その他食品は、米、乳酸菌飲料、乳製品、牛乳、ヨーグルト、アイスクリーム、冷凍食品、麺類、インスタント麺、パン類、和・洋風調味料、納豆、おでん商材、半生菓子、ビスケット、スナック菓子、豆菓子、グミ、のど飴、ウイスキー、ビールなどは好調だったが、食油、鍋つゆ、缶詰、佃煮、漬物、和・洋菓子、チョコレート、焼酎、発泡酒、新ジャンルビールなどの動きは鈍かった。
衣料品
紳士衣料
紳士衣料は、スーツ、セットアップ、ジャケット、コート、スラックス、カットソー、ボトムなどはまずまずの動きだったが、アウターなどの動きは鈍かった。
婦人衣料
婦人衣料は、ビジネスフォーマル、ワイドパンツ、シャツブラウスなどはまずまずの動きだったが、セーター、カットソー、アウターなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナー、紳士・婦人パジャマ、紳士ルームウェア、スクール衣料、ベビーインナー、婦人レッグタイツ、スニーカー、靴、鞄などの動きは良かったものの、婦人ブランド下着、男児・女児カジュアルウェア、ひざ掛け、傘などの動きは鈍かった。
住関品
日用雑貨品
日用雑貨品は、カードゲーム、ペーパー類、ラップ・ホイル類、洗濯・清掃用品、ステンレスボトル、フライパン、旅行ガイドブック、タバコなどの動きは良かったが、ランドセル、カセットコンロ・ボンベ、鍋類、子供用おむつ、タオル、文具、雑誌などの動きは鈍かった。
医薬・化粧品
医薬・化粧品は、カウンセリング化粧品、総合感冒薬、メイク用品、スキンケア、シャンプー・リンス、衣料用洗剤、殺虫剤、カイロ、防虫剤などの動きは良かったが、抗原検査キット、マスク、体温計、除菌ジェル・シート、オーラルケア、ヘアケア、ボディソープ、キッチン洗剤、住居用洗剤、入浴剤などの動きは鈍かった。
家具・インテリア
家具・インテリアは、リビングファブリック、毛布、布団カバー、こたつ布団、ラグなどはまずまずの動きだったが、ワークチェア・デスク関連、キッチンボード関連、テレビボード、掛布団、敷パッド、カーペット、クッション関連などの動きは鈍かった。
家電製品
家電製品は、エアコン、石油暖房、こたつ、ホットプレ―ト、炊飯器、加湿器、電球、乾電池などはまずまずの動きだったが、冷蔵庫、食器乾燥機などの動きは鈍かった。
その他商品
その他商品は、キャリーケース、トラベルバッグ、シティサイクル、自転車用ヘルメット、ウォーキングシューズ、ペットフードなどの動きは良かったが、電動サイクル、スポーツサイクル、アウトドア用品などの動きは鈍かった。
サービス・その他
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.2%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は5.5%であった。

『チェーンストア販売統計』のお問い合わせは、日本チェーンストア協会 広報部 まで
電話 03-5251-4600  FAX 03-5251-4601

※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス ; https://www.jcsa.gr.jp

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