広報リリース・販売統計

チェーンストア販売統計

令和7年6月度・チェーンストア販売概況

(2025年7月24日)

全体の概況

※会員企業数 46社 / 店舗数 9,325店
※総販売額 1兆518億円   (店舗調整前) 101.6% (店舗調整後) 104.2%
<部門別の概況>
・食料品 7,305億円 (店舗調整前) 102.3%(店舗調整後) 105.7%
・衣料品 529億円 (店舗調整前) 95.9%(店舗調整後) 97.9%
・住関品 2,163億円 (店舗調整前) 100.0%(店舗調整後) 100.5%
・サービス 25億円 (店舗調整前) 101.1%(店舗調整後) 101.0%
・その他 494億円 (店舗調整前) 105.2%(店舗調整後) 106.0%

令和7年6月度は、食料品は節約志向から買上点数の減少傾向が続いているが、値上げによる店頭価格の上昇などもあり販売額は伸びた。衣料品は気温の上昇と共に季節商品が動き始めたが今一歩、住関品はまずまずの動きだったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。

商品別の動き

食料品
農産品
農産品は、なす、とうもろこし、梅、生姜、長芋、大葉、きのこ類、カット野菜などの動きはまずまずだったが、じゃがいも、玉ねぎ、トマト、キャベツ、レタス、ほうれん草、枝豆などの動きは鈍かった。果物では、りんご、キウィフルーツ、バナナ、パイナップル、ネーブルオレンジ、輸入ぶどう、カットフルーツなどの動きは良かったが、さくらんぼ、すいか、桃、あまなつ、アメリカンチェリーなどの動きは鈍かった。
畜産品
畜産品は、豚肉、鶏肉の動きは良かったものの、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵の動きは良かったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。
水産品
水産品は、まぐろ、いか、いさき、生鮭、うなぎ、塩鮭、干物、あさり、魚卵などはまずまずの動きだったが、刺身盛合わせ、ぶり、たこ、あじ、あゆ、かつお、さわら、サーモン、ほたるいか、しらす、貝類などの動きは鈍かった。
惣菜
惣菜は、温惣菜は、天ぷら、中華、唐揚げ、ピザ、焼魚、煮魚、焼鳥などの動きは良かった。要冷惣菜は、和・洋惣菜共に動きは良く、米飯、寿司の動きも良かった。
その他食品
その他食品は、米、飲料、ヨーグルト、アイスクリーム、食パン、餅、雑穀、パスタ、米飯パック、冷凍うどん、涼味麺、ふりかけ、ビスケット、インスタントコーヒーなどは好調だったが、牛乳、乳製品、ヘルシー飲料、乳酸菌飲料、練物、スープ、マヨネーズ、スナック菓子、ウイスキー、チューハイ、ビールなどの動きは鈍かった。
衣料品
紳士衣料
紳士衣料は、カジュアルスーツ、スラックス、半袖ドレスシャツ、ショートパンツなどはまずまずの動きだったが、フォーマルスーツ、セットアップ、長袖ワイシャツ、カジュアルシャツ、ポロシャツ、Tシャツなどは苦戦した。
婦人衣料
婦人衣料は、シャツ・ブラウス、カジュアルパンツ、夏ボトム、カットソーなどの動きはまずまずだったが、フォーマルスーツ、ワンピース、Tシャツなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、子供靴下、UV手袋、日傘などの動きは良かったものの、婦人水着、スクール水着、浴衣、子供衣料などの動きは鈍かった。
住関品
日用雑貨品
日用雑貨品は、ペーパー類、防災用品、フリーザーバッグ、ゲーム機・ソフト、マリン用品、ベビーフード、ゴミ袋、たばこなどの動きは良かったが、ランドセル、洋食器、トレーディングカード、タオル、スリッパ、書籍、文具などの動きは鈍かった。
医薬・化粧品
医薬・化粧品は、オーラルケア、スキンケア、皮膚関連薬、UVケア、フェイスケア、衣料用洗剤・柔軟剤、シャンプー、防虫剤、芳香剤などの動きはまずまずだったものの、カウンセリング化粧品、総合感冒薬、マスク、ヘアケアなどの動きは鈍かった。
家具・インテリア
家具・インテリアは、食卓セット、羽毛掛布団、マットレス、敷パッド、夏用ブランケット、枕、ラグ、カーペットなどはまずまずの動きだったが、ソファ、テレビボード、クッションなどの動きは鈍かった。
家電製品
家電製品は、炊飯器、扇風機、電子レンジ、マッサージ機、照明器具、充電器・ケーブル、乾電池などはまずまずの動きだったが、エアコン、液晶テレビ、洗濯機、空気清浄機などは苦戦した。
その他商品
その他商品は、電動自転車、キャリーケース、アウトドア用品、大人用おむつなどの動きは良かったものの、チャイルドシート、ペット用品などの動きは鈍かった。
サービス・その他
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.2%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は4.7%であった。

『チェーンストア販売統計』のお問い合わせは、日本チェーンストア協会 広報部 まで
電話 03-5251-4600  FAX 03-5251-4601

※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス ; https://www.jcsa.gr.jp

  • 「令和7年月次発表分」のページに戻る
  • 「販売額・規模」に戻る

copyright (c) Japan Chain Stores Association All Rights Reserved.