夏季の省エネ・節電行動計画について

 電力需要については、東日本大震災後、徹底した節電により、特に夏季の電力需要が大きく減少しましたが、ここ数年、増加傾向にあります。2020年度夏季・冬季、2021年度夏季は全国の複数エリアで想定最大需要を上回り、2021年度冬季では、最大需要が全国4エリアで上回り、国民全体で一層の節電に取り組まなければ、2022年度は更なる電力需要ひっ迫に直面する恐れがあるとのことです。
 そうしたことから、政府は、6月7日に電力需給に関する検討会合を開催し、「2022年度の電力需給に関する総合対策について」を決定し公表しました。同対策では、供給対策、需要対策、構造的対策を実施することとし、需要対策では、①家庭・産業界の需要側での対応を促すために、2022年度夏季から省エネ・節電の取り組みを積極的に進める、②数値目標付の節電協力要請の必要性など、夏季以上に講ずるべき需要対策の検討開始することとし、具体的な対策として

が示されています。
 今後の電力需給は相当厳しいと予想されることから、当協会会員企業は、政府から小売業者への省エネ・節電要請を受け、お客様にできる限りの省エネ・節電を実施していることをご理解ご協力いただくとともに、お客様の安全や食品衛生等商品の品質管理に万全を期しながら、立地場所の状況、店舗の規模、設備、取扱商品等それぞれの事情等を勘案し、省エネ・電力使用の抑制と営業活動を通した国民の日常生活維持という社会的使命の達成のための創意工夫をこらした取り組みを進めます。

2022年6月15日
日本チェーンストア協会

【対象地域】全国(沖縄県を除く)の店舗等
【対象期間】7月1日(金)から9月30日(金)まで
各会員企業は、お客様の安全や商品の品質管理を確保したうえで、店舗等における状況等を勘案しつつ、
各々の創意工夫を凝らして取り組むこととします。

取組みの参考事例

照明関係

空調、冷凍・冷蔵ケース関係

その他

店内のポスターでもお知らせしています