広報リリース・販売統計

チェーンストア販売統計

令和4年9月度・チェーンストア販売概況

(2022年10月21日)

全体の概況

※会員企業数 56社 / 店舗数 10,733店
※総販売額 1兆427億円   (店舗調整前) 99.2% (店舗調整後) 101.1%
<部門別の概況>
・食料品 7,424億円 (店舗調整前) 98.9%(店舗調整後) 97.7%
・衣料品 476億円 (店舗調整前) 106.7%(店舗調整後) 107.1%
・住関品 1,837億円 (店舗調整前) 93.1%(店舗調整後) 108.2%
・サービス 21億円 (店舗調整前) 76.7%(店舗調整後) 100.9%
・その他 668億円 (店舗調整前) 119.9%(店舗調整後) 119.7%

令和4年9月度は、新型コロナウイルス感染症の感染は下げ止まり傾向の中、旅行などの外出機会の増加により昨年の内食化需要の反動から食料品は苦戦した。衣料品は天候不順の影響も受けたが外出需要などにより動きは良く、住関品も旅行・行楽需要関連商品などの動きが良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。

商品別の動き

食料品
農産品
農産品は、玉ねぎ、人参、トマト、ミニトマト、枝豆、カット野菜などはまずまずの動きだったが、キャベツ、白菜、なす、大根、レタス、きゅうり、長ねぎ、とうもろこし、ブロッコリー、カットサラダ、きのこ類などの動きは鈍かった。果物では、梨、桃、すいか、りんご、バナナ、カットフルーツなどはまずまずの動きだったが、柿、みかん、たねなし巨峰、アボカド、シトラスなどの動きは鈍かった。
畜産品
畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉ともに動きは鈍かった。鶏卵、ハム・ソーセージはまずまずの動きだった。
水産品
水産品は、塩鮭、塩さば、えび、かに、冷凍魚、漬魚、干物などはまずまずの動きだったが、刺身、まぐろ、たこ、かつお、いか、まあじ、さんま、サーモン、生秋鮭、ちりめん、魚卵、あさりなどは苦戦した。
惣菜
惣菜は、温惣菜は、揚げ物、中華、焼き鳥、焼き魚などはまずまずの動きだった。要冷惣菜は、和惣菜の動きは鈍かったが、洋惣菜はまずまずの動きだった。弁当、寿司もまずまずの動きだった。
その他食品
その他食品は、飲料、乳飲料、乳酸菌飲料、ヨーグルト、プリン・ゼリー、洋風調味料、冷凍食品、アイスクリーム、麺類、豆腐、缶詰、パン類、スナック菓子、キャンディ、和菓子、半生菓子、銘店ギフト、ビールなどはまずまずの動きだったが、米、牛乳、乳製品、シリアル、鍋つゆ、おでんセット、練物、水物、インスタントコーヒー、チョコレート、米菓、納豆、佃煮、漬物、酒類の動きは鈍かった。
衣料品
紳士衣料
紳士衣料は、スーツ、セットアップ、フォーマル、スラックス、長袖ドレスシャツ、カットソーなどの動きは良かったが、カジュアルパンツ、ポロシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料
婦人衣料は、スーツ、フォーマル、ジャケット、スカート、パンツ、カーディガン、シャツワンピース、レギンスパンツなどの動きは良かったものの、シャツ・ブラウス、カジュアルシャツ、アウター、カットソーなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士肌着、スクール衣料、ネクタイ、婦人靴下、婦人バッグ、帽子、レイングッズなどの動きは良かったが、紳士・婦人リラクシング、紳士・婦人パジャマ、婦人肌着、子供用衣料、ベビー用品、子供靴などの動きは鈍かった。
住関品
日用雑貨品
日用雑貨品は、カードゲーム、TVゲーム、ラップ・ホイル類、ペーパー類、ウェットティッシュ、クーラーボックス、行楽用品、ステンレスボトル、キッチン用品、防災用品、ゴミ袋、タオルなどは好調だったが、食器類、調理器具、文具、書籍、たばこなどの動きは鈍かった。
医薬・化粧品
医薬・化粧品は、カウンセリング化粧品、抗原検査キット、除菌ジェル、UV関連、ボディソープ、ハンドソープ、衣料用液体洗剤・柔軟剤、マスクなどの動きは良かったが、解熱鎮痛剤、体温計、フェイスケア、ヘアケア、オーラルケア、衣料用粉洗剤、住居用洗剤、台所洗剤などの動きは鈍かった。
家具・インテリア
家具・インテリアは、ダイニング家具、電動ベッド、食卓セット、テレビボード、敷パッド、枕、カーテンなどはまずまずの動きだったが、ワークチェア・デスク、羽毛布団、掛布団、ソファー、キルトケット、カーペット、ラグ、クッション、座椅子などの動きは鈍かった。
家電製品
家電製品は、エアコン、洗濯機、懐中電灯、乾電池などはまずまずの動きだったが、冷蔵庫、調理家電、電球・管球などの動きは鈍かった。
その他商品
その他商品は、アウトドア用品、シティサイクル、ペット用品、トラベル用品、スーツケース、小型キャリーケース、旅行バッグ、介護用品などは好調だったが、スポーツウェア、フィットネス用品、花き類、電動アシスト自転車などの動きは鈍かった。
サービス・その他
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.2%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.4%であった。

『チェーンストア販売統計』のお問い合わせは、日本チェーンストア協会 広報部 まで
電話 03-5251-4600  FAX 03-5251-4601

※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス ; http://www.jcsa.gr.jp

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