広報リリース・販売統計

チェーンストア販売統計

令和5年10月度・チェーンストア販売概況

(2023年11月22日)

全体の概況

※会員企業数 54社 / 店舗数 10,813店
※総販売額 1兆1,390億円   (店舗調整前) 103.3% (店舗調整後) 103.3%
<部門別の概況>
・食料品 8,058億円 (店舗調整前) 105.2%(店舗調整後) 105.2%
・衣料品 627億円 (店舗調整前) 94.2%(店舗調整後) 94.1%
・住関品 2,099億円 (店舗調整前) 102.5%(店舗調整後) 103.0%
・サービス 24億円 (店舗調整前) 102.7%(店舗調整後) 102.5%
・その他 580億円 (店舗調整前) 92.2%(店舗調整後) 91.4%

令和5年10月度は、食料品は節約志向は変わらず買い控えが続いているが、農産品が相場高の影響もあり好調に推移し、食料品全体では店頭価格の上昇もあり売上は好調だった。衣料品は高気温の影響から秋・冬物商品の動きが鈍かったが、住関品はまずまずの動きだったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。

商品別の動き

食料品
農産品
農産品は、じゃがいも、大根、白菜、長ねぎ、レタス、きゅうり、キャベツ、なす、さつまいも、小松菜、きのこ類、カット野菜など好調だったが、玉ねぎ、トマト、ブロッコリー、長芋、ほうれん草などの動きは鈍かった。果物では、柿、ぶどう、みかん、バナナなどの動きは良かったが、りんご、梨などの動きは鈍かった。
畜産品
畜産品は、鶏肉はまずまずの動きだったが、牛肉、豚肉の動きは鈍かった。鶏卵はまずまずの動きだったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。
水産品
水産品は、まぐろ、生かつお、生秋鮭、ほたて、冷凍かに、冷凍魚、塩鮭、生筋子、しらす干し、海藻類などはまずまずの動きだったが、刺身盛合わせ、たこ、たら、いか、えび、かき、サーモン、鯛、ひらめなどの動きは鈍かった。
惣菜
惣菜は、温惣菜は、揚げ物、スナック、天ぷら、中華、焼き物などは好調だった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに動きは良く、弁当、寿司の動きも良かった。
その他食品
その他食品は、飲料、乳酸菌飲料、乳製品、牛乳、ヨーグルト、アイスクリーム、冷凍食品、麺類、パン類、パスタ、調味料、漬物、納豆、豆腐、半生菓子、スナック菓子、豆菓子、グミ、キャンディー、ビール、チューハイ、ウイスキーなどは好調だったが、米、食油、練製品、水物、鍋つゆ、和・洋菓子、チョコレート、ビスケット、ワイン、新ジャンルビールなどの動きは鈍かった。
衣料品
紳士衣料
紳士衣料は、ジャケット、半袖カッターシャツ、長袖ドレスシャツ、カジュアルパンツ、ボトムなどはまずまずの動きだったが、コート、ビジネススーツ、トレーナー、アウターなどは苦戦した。
婦人衣料
婦人衣料は、フォーマル、シャツ・ブラウス、ニット、ボトムなどはまずまずの動きだったが、ジャケット、カットソーなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士パジャマ、紳士・婦人インナー、子供帽子、スニーカー、紳士バッグなどはまずまずの動きだったが、紳士リラクシングパンツ、婦人パジャマ、婦人ブランド下着、スクール衣料、男児・女児カジュアルウェア、ベビー用品、マフラー・ストールなどの動きは鈍かった。
住関品
日用雑貨品
日用雑貨品は、ランドセル、TVゲーム本体・ソフト、ラップ・ホイル類、ペーパー類、キッチン用品関連、洗濯・清掃用品、ステンレスボトル、フライパン、鍋、書籍、タオル、タバコなどの動きは良かったものの、カセットコンロ・ボンベ、子供用おむつ、玩具、文具などの動きは鈍かった。
医薬・化粧品
医薬・化粧品は、カウンセリング化粧品、総合感冒薬、メイク用品、UV・スキンケア、衣料用洗剤、殺虫剤などの動きは良かったが、抗原検査キット、マスク、除菌ジェル・シート、ハンドソープ、ヘアケア、シャンプー、住居用洗剤、防虫剤などの動きは鈍かった。
家具・インテリア
家具・インテリアは、リビングルーム家具、ベッド、収納用品、食卓セット、座布団などはまずまずの動きだったが、羽毛布団、掛布団、キルトケット、敷パッド、マットレス、毛布、カーペット、クッション関連などの動きは鈍かった。
家電製品
家電製品は、サーキュレーター、電子レンジ、炊飯器、衣料乾燥除湿器、電球、乾電池などはまずまずの動きだったが、洗濯機、暖房機器、こたつ、照明などの動きは鈍かった。
その他商品
その他商品は、キャリーケース、トラベルバッグ、フィットネス用品、自転車用ヘルメット、ウォーキングシューズ、ペットフード、大人用おむつなどは好調だった。
サービス・その他
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.2%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は5.1%であった。

『チェーンストア販売統計』のお問い合わせは、日本チェーンストア協会 広報部 まで
電話 03-5251-4600  FAX 03-5251-4601

※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス ; https://www.jcsa.gr.jp

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