広報リリース・販売統計

チェーンストア販売統計

令和6年5月度・チェーンストア販売概況

(2024年6月25日)

全体の概況

※会員企業数 47社 / 店舗数 9,183店
※総販売額 1兆323億円   (店舗調整前) 92.3% (店舗調整後) 100.1%
<部門別の概況>
・食料品 7,178億円 (店舗調整前) 91.6%(店舗調整後) 102.2%
・衣料品 561億円 (店舗調整前) 85.7%(店舗調整後) 91.0%
・住関品 2,091億円 (店舗調整前) 99.6%(店舗調整後) 100.9%
・サービス 19億円 (店舗調整前) 99.2%(店舗調整後) 102.7%
・その他 472億円 (店舗調整前) 82.8%(店舗調整後) 83.1%

令和6年5月度は、食料品は節約志向から買上点数減少が続いている中、農産品の相場高騰や店頭価格上昇によりまずまずの動きだった。衣料品は天候不順の影響もあり動きが鈍く、住関品の動きも鈍かったが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。

商品別の動き

食料品
農産品
農産品は、キャベツ、玉ねぎ、大根、ブロッコリー、トマト、きゅうり、レタス、人参、なす、ピーマン、たけのこ、きのこ類、カット野菜などは好調だったが、アスパラガス、フルーツトマト、とうもろこし、豆類、梅などの動きは鈍かった。果物では、いちご、バナナ、キウィフルーツ、輸入チェリー、カットフルーツなどの動きは良かったが、りんご、すいか、メロン、オレンジなどは動きが鈍かった。
畜産品
畜産品は、鶏肉はまずまずの動きだったが、牛肉、豚肉の動きは鈍かった。鶏卵、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。
水産品
水産品は、まぐろ、ぶり、ヒラメ、鯛、まあじ、サーモン、ほたるいか、塩干物、冷凍魚、漬け魚、あさりなどはまずまずの動きだったが、かつお、生するめいか、まいわし、いさき、あゆ、ちりめんなどの動きは鈍かった。
惣菜
惣菜は、温惣菜は、フライ、天ぷら、唐揚げ、焼き魚などはまずまずの動きだったが、オードブル、焼き鳥、中華などの動きは鈍かった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともにまずまずの動き、弁当、寿司もまずまずの動きだった。
その他食品
その他食品は、米、牛乳、飲料、乳酸菌飲料、ヨーグルト、アイスクリーム、カップ・袋麺、パン類、和・洋調味料、オリーブオイル、乾物、デザート、キャンディ、スナック、珍味、ビール、ノンアルコール飲料などの動きは良かったが、乳飲料、パスタ、インスタントコーヒー、プリン・ゼリー、和・洋菓子、缶詰、水物、練製品、漬物、煮豆、ワインなどの動きは鈍かった。
衣料品
紳士衣料
紳士衣料は、セットアップ、半袖カッターシャツ、ボタンダウン半袖シャツ、ポロシャツ、カジュアルパンツ、カジュアルシャツなどはまずまずの動きだったが、スーツ、ドレスシャツ、Tシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料
婦人衣料は、ワンピース、シャツブラウス、カットソーなどの動きはまずまずだったが、ビジネス、トップス、ボトムなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナー、婦人パジャマ、スニーカー、日傘などはまずまずの動きだったが、紳士・子供パジャマ、婦人ブランド下着、スクール水着、ベビー服、靴下、婦人靴、婦人バッグ、婦人帽子などの動きは鈍かった。
住関品
日用雑貨品
日用雑貨品は、ランドセル、カードゲーム、男児玩具、キッチン用品、トイレ・バス用品、洗濯・清掃用品、フライパン、タオル、たばこなどの動きは良かったものの、行楽用品、ボトル水筒、ラップ・ホイル類、ペーパー類、文具などの動きは鈍かった。
医薬・化粧品
医薬・化粧品は、制度化粧品、総合感冒薬、鼻炎薬、UV関連、制汗剤、オーラルケア、スキンケア、衣料用洗剤、台所用洗剤、入浴剤、殺虫剤などの動きはまずまずだったが、マスク、体温計、除菌ジェル・シート、ヘアケア、シャンプー・リンス、ボディソープ、健康食品、芳香剤などの動きは鈍かった。
家具・インテリア
家具・インテリアは、ダイニング家具、ベッドルーム家具、ソファ、デスク・チェアーなどはまずまずの動きだったが、羽毛布団、肌掛け布団、テレビボード、タンス・収納家具、マットレス、枕、ラグ、カーペット、クッションなどの動きは鈍かった。
家電製品
家電製品は、エアコン、扇風機などはまずまずの動きだったが、冷蔵庫、洗濯機、サーキュレーター、クリーナー、炊飯器、乾電池などは苦戦した。
その他商品
その他商品は、電動サイクル、ペット関連用品、トラベルバッグ、大人用おむつなどの動きはまずまずだったが、キャリーケース、シティサイクル、自転車用ヘルメット、花き類などの動きは鈍かった。
サービス・その他
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.2%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は4.6%であった。

『チェーンストア販売統計』のお問い合わせは、日本チェーンストア協会 広報部 まで
電話 03-5251-4600  FAX 03-5251-4601

※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス ; https://www.jcsa.gr.jp

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