広報リリース・販売統計

チェーンストア販売統計

令和6年10月度・チェーンストア販売概況

(2024年11月22日)

全体の概況

※会員企業数 47社 / 店舗数 9,296店
※総販売額 1兆235億円   (店舗調整前) 89.9% (店舗調整後) 98.7%
<部門別の概況>
・食料品 7,275億円 (店舗調整前) 90.3%(店舗調整後) 102.4%
・衣料品 529億円 (店舗調整前) 84.4%(店舗調整後) 89.4%
・住関品 2,024億円 (店舗調整前) 96.4%(店舗調整後) 99.0%
・サービス 24億円 (店舗調整前) 100.1%(店舗調整後) 99.9%
・その他 381億円 (店舗調整前) 65.8%(店舗調整後) 65.8%

令和6年10月度は、食料品は節約志向が続いて買上点数が回復しないが、農産品の相場高、店頭価格上昇の影響などもあり販売額は伸びた。衣料品は高気温の影響もあり季節商品を中心に動きが鈍く、住関品の動きも鈍かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった。

商品別の動き

食料品
農産品
農産品は、じゃがいも、キャベツ、トマト、きゅうり、レタス、ミニトマト、ブロッコリー、かぼちゃ、カット野菜、カットサラダ、カットフルーツなどの動きは良かったが、白菜、大根、長ねぎ、人参、ほうれん草、小松菜、きのこ類などの動きは鈍かった。果物では、梨、りんご、ぶどう、バナナ、キウィフルーツなどの動きは良かったものの、みかん、柿などは動きが鈍かった。
畜産品
畜産品は、豚肉、鶏肉の動きは良かったが、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵、ハム・ソーセージの動きも鈍かった。
水産品
水産品は、刺身盛合わせ、まぐろ、かつお、あじ、いわし、サーモン、さんま、うなぎ、塩鮭などの動きは良かったが、たこ、いか、さば、生秋鮭、 冷凍かに・えび、貝類、魚卵などの動きは鈍かった。
惣菜
惣菜は、温惣菜は、フライ、天ぷら、オードブル、唐揚げ、焼鳥、焼物などは好調だったが、中華の動きは鈍かった。要冷惣菜は、和・洋惣菜共に動きは良かった。米飯、寿司もまずまずの動きだった。
その他食品
その他食品は、米、飲料、水、牛乳、アイスクリーム、ヨーグルト、冷凍野菜、パスタ、切餅、パン類、乾麺、レトルト、油、シリアル、納豆、海苔、ビスケット、米菓、ビール、ノンアルコール飲料などの動きは良かったものの、カレー・シチュー、カップスープ、カップ・袋麺、チルド麺、インスタントコーヒー、鍋つゆ、豆腐、水物、練物、佃煮、和・洋生菓子、チョコレート、プリン・ゼリー、みりん、焼酎などの動きは鈍かった。
衣料品
紳士衣料
紳士衣料は、セットアップ、秋コート、半袖ドレスシャツ、カジュアルシャツ、ポロシャツ、ボトム、カットソーなどはまずまずの動きだったが、ジャケット、スラックス、トレーナー、アウターなどの動きは鈍かった。
婦人衣料
婦人衣料は、ビジネスパンツ、ワンピース、シャツ・ブラウスなどの動きはまずまずだったが、ジャケット、ニット、トップス、アウターなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士ルームウェア、男児Tシャツ、秋冬学生服、スニーカー、レインコート、紳士・婦人傘などはまずまずの動きだったが、紳士・婦人・子供パジャマ、紳士・婦人インナー、子供衣料品、ベビー用品、靴下、帽子などの動きは鈍かった。
住関品
日用雑貨品
日用雑貨品は、携帯型ゲーム機・ソフト、マグボトル、クーラーボックス、キッチン用品関連、トイレ・バス用品、防災関連商品、スリッパ、タオル、たばこなどは好調だったが、ランドセル、カードゲーム、子供用おむつ、ペーパー類、ラップ、行楽用品、雑誌、文具などの動きは鈍かった。
医薬・化粧品
医薬・化粧品は、スキンケア、UVケア、制汗シート・パウダー、フェイスケア、オーラルケア、衣料用洗剤、台所用洗剤、ドリンク剤、芳香剤、殺虫剤などは好調だったが、カウンセリング化粧品、マスク、総合感冒薬、体温計、胃腸薬、皮膚薬、目薬、除菌ジェル・シート、ボディケア、ヘアケア、住居用洗剤、入浴剤、防虫剤などの動きは鈍かった。
家具・インテリア
家具・インテリアは、リビングルーム家具、ベッドルーム家具、リビング収納、多段収納ワゴン、台所整理用品、キルトケット、枕、座椅子などはまずまずの動きだったが、タンス・収納家具、羽毛掛布団、掛布団、マットレス、毛布、カーペット、カーテン、ラグ、クッションなどは苦戦した。
家電製品
家電製品は、エアコン、テレビ、洗濯機、電子レンジ、照明器具などはまずまずの動きだったが、ファンヒーター、コンピューターミシン、乾電池などの動きは鈍かった。
その他商品
その他商品は、ペットフード、電動自転車、介護用品などはまずまずの動きだったが、アウトドアー用品、折りたたみ自転車、スポーツサイクルなどの動きは鈍かった。
サービス・その他
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.2%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は3.7%であった。

『チェーンストア販売統計』のお問い合わせは、日本チェーンストア協会 広報部 まで
電話 03-5251-4600  FAX 03-5251-4601

※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス ; https://www.jcsa.gr.jp

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