広報リリース・販売統計

チェーンストア販売統計

令和7年4月度・チェーンストア販売概況

(2025年5月22日)

全体の概況

※会員企業数 46社 / 店舗数 9,266店
※総販売額 1兆334億円   (店舗調整前) 101.9% (店舗調整後) 103.4%
<部門別の概況>
・食料品 7,274億円 (店舗調整前) 104.4%(店舗調整後) 106.4%
・衣料品 496億円 (店舗調整前) 96.2%(店舗調整後) 98.9%
・住関品 2,158億円 (店舗調整前) 103.0%(店舗調整後) 103.3%
・サービス 26億円 (店舗調整前) 115.4%(店舗調整後) 115.3%
・その他 378億円 (店舗調整前) 69.7%(店舗調整後) 70.1%

令和7年4月度は、食料品は節約志向から買上点数の減少傾向が続いている中、農産品の相場高は少し落着きが見られるが店頭価格の上昇の影響などもあり販売額は伸びた。衣料品は天候不順の影響もあり季節商品の動きが鈍かったが、住関品の動きは良かったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。

商品別の動き

食料品
農産品
農産品は、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、レタス、ブロッコリー、たけのこ、きのこ類、カット野菜、カットサラダなどは好調だったが、きゅうり、トマト、ピーマン、キャベツなどの動きは鈍かった。果物では、いちご、りんご、バナナ、キウィフルーツ、パイナップル、シトラス、輸入果実、カットフルーツなどの動きは良かったが、すいか、柑橘類などの動きは鈍かった。
畜産品
畜産品は、豚肉、鶏肉の動きは良かったものの、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵はまずまずの動きだったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。
水産品
水産品は、刺身、鯛、まぐろ、かつお、サーモン、冷凍魚介類、塩鮭、干物、うなぎ、漬け魚、わかめなどはまずまずの動きだったが、たこ、ぶり、生するめいか、いわし、さば、あじ、牡蠣、ホタテ、あさり、めかぶなどの動きは鈍かった。
惣菜
惣菜は、温惣菜は、フライ、オードブル、ピザ、唐揚げ、中華、焼鳥、焼魚などの動きは良かった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに動きは良く、米飯、寿司の動きも良かった。
その他食品
その他食品は、米、ヨーグルト、乳製品、冷凍食品、冷凍野菜、米飯パック、食パン、インスタントラーメン、パスタ、レトルト、インスタントコーヒー、調味料、水物、海苔、ちくわ、チョコレート、米菓、スナック、ビスケット、和菓子、デザート、キャンディなどは好調だったが、牛乳、健康飲料、炭酸飲料、アイスクリーム、粉物、食油、マヨネーズ、豆腐、納豆、発泡酒、ビール、リキュールなどの動きは鈍かった。
衣料品
紳士衣料
紳士衣料は、イージーオーダー、半袖ドレスシャツ、トレーナーなどはまずまずの動きだったが、フォーマルスーツ、ビジネススーツ、ドレスシャツ、ポロシャツ、Tシャツ、春物アウターなどは苦戦した。
婦人衣料
婦人衣料は、パンツスーツ、カジュアルパンツ、7分袖シャツ、トレーナー、カットソーなどの動きはまずまずだったが、シャツ・ブラウス、カジュアルシャツ、パンツ、ニット、春物アウターなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、ビジネスバッグ、ラッシュガード、水着小物、学生服、帽子、日傘などの動きは良かったものの、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人肌着、ベビーインナー、靴下、ネクタイ、レイングッズなどの動きは鈍かった。
住関品
日用雑貨品
日用雑貨品は、弁当用品、ステンレスボトル、フライパン、子供用おむつ、女児キャラクター玩具、学用品、キャラクター文具、タオル、たばこなどの動きは良かったものの、ランドセル、トレーディングカード、ラップ・ホイル類、ペーパー類、行楽用品、住居用品、台所用品、カセットコンロ、雑誌、ゴミ袋などの動きは鈍かった。
医薬・化粧品
医薬・化粧品は、制度化粧品、総合感冒薬、鼻炎薬、目薬、スキンケア、オーラルケア、フェイスマスク、ヘアケア、シャンプー・リンス、衣料用洗剤・柔軟剤、健康食品などは好調だったが、マスク、ボディソープ、殺虫剤、防虫剤、住居用洗剤などの動きは鈍かった。
家具・インテリア
家具・インテリアは、リビングルーム家具、ベッドルーム家具、キッチンボード関連、ベッドフレーム、マットレス、タオルケット、カーテンなどはまずまずの動きだったが、簡易収納整理関連商品、掛布団、敷布団、敷パッド、カーペット、クッション、ラグ、座椅子などの動きは鈍かった。
家電製品
家電製品は、オーディオ機器、マッサージ機、空気清浄機、照明器具などはまずまずの動きだったが、エアコン、冷蔵庫、ハンディーファン、電子レンジ、掃除機などは苦戦した。
その他商品
その他商品は、キャリーケース、ショルダーバッグ、カジュアルリュックサック、ベビーカーなどの動きは良かったが、ペットフード、介護用品などの動きは鈍かった。
サービス・その他
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.3%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は3.7%であった。

『チェーンストア販売統計』のお問い合わせは、日本チェーンストア協会 広報部 まで
電話 03-5251-4600  FAX 03-5251-4601

※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス ; https://www.jcsa.gr.jp

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