広報リリース・販売統計

チェーンストア販売統計

令和7年5月度・チェーンストア販売概況

(2025年6月24日)

全体の概況

※会員企業数 46社 / 店舗数 9,276店
※総販売額 1兆515億円   (店舗調整前) 101.9% (店舗調整後) 104.6%
<部門別の概況>
・食料品 7,412億円 (店舗調整前) 103.3%(店舗調整後) 106.9%
・衣料品 551億円 (店舗調整前) 98.2%(店舗調整後) 100.4%
・住関品 2,113億円 (店舗調整前) 101.1%(店舗調整後) 101.7%
・サービス 26億円 (店舗調整前) 137.2%(店舗調整後) 137.4%
・その他 411億円 (店舗調整前) 87.1%(店舗調整後) 87.7%

令和7年5月度は、食料品は節約志向から買上点数の減少傾向が続いている中、引き続き、値上げによる店頭価格の上昇などもあり販売額は伸びた。衣料品はまずまずの動き、住関品もまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。

商品別の動き

食料品
農産品
農産品は、じゃがいも、なす、ピーマン、新ショウガ、そら豆、きのこ類、カット野菜などは好調だったが、トマト、キャベツ、レタス、オクラ、らっきょうなどの動きは鈍かった。果物では、いちご、りんご、キウィフルーツ、バナナ、輸入ぶどうなどの動きは良かったが、チェリー、すいか、メロンなどの動きは鈍かった。
畜産品
畜産品は、豚肉、鶏肉の動きは良かったものの、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵はまずまずの動きだったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。
水産品
水産品は、刺身、鯛、かつお、いわし、生銀鮭、干物、冷凍かに・えび、冷凍魚、ほたるいか、あさりなどはまずまずの動きだったが、刺身盛合わせ、たこ、サーモン、うなぎ、さば、真あじ、さわら、いさき、金目鯛、あゆ、ホタテ、ちりめんなどの動きは鈍かった。
惣菜
惣菜は、温惣菜は、フライ、天ぷら、ピザ、焼鳥、中華、唐揚げ、焼魚などの動きは良かった。要冷惣菜は、和惣菜は動きが良かったが、洋惣菜の動きは鈍かった。米飯、寿司の動きは良かった。
その他食品
その他食品は、米、酪農品、ヨーグルト、飲料、麺類、餅、雑穀、パスタ、米飯パック、パン類、練製品、ふりかけ、インスタントコーヒー、ビスケット、チョコレート、ワインなどは好調だったが、牛乳、乳酸菌飲料、スポーツ飲料、アイスクリーム、カップ麺、乾麺、水物、豆腐、食用油、洋風調味料、キャンディー、ウイスキー、ビールなどの動きは鈍かった。
衣料品
紳士衣料
紳士衣料は、セットアップ、カジュアルシャツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、フォーマルスーツ、ドレスシャツ、ポロシャツ、春物アウター、ボトムスなどは苦戦した。
婦人衣料
婦人衣料は、夏物ジャケット、カジュアルパンツ、Tシャツ、カットソーなどの動きはまずまずだったが、シャツ・ブラウス、カジュアルシャツ、パンツなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナー、学童プール関連商品、靴下、靴などの動きは良かったものの、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人肌着、ネクタイ、ストッキング、婦人バッグ、レイングッズなどの動きは鈍かった。
住関品
日用雑貨品
日用雑貨品は、ランドセル、ペーパー類、弁当用品、フライパン、鍋、五月人形、タオル、たばこなどはまずまずの動きだったが、ゲーム機・ソフト、トレーディングカード、子供用おむつ、ボトル水筒、行楽用品、ラップ、カセットコンロ、雑誌、文具、ゴミ袋などの動きは鈍かった。
医薬・化粧品
医薬・化粧品は、化粧品、香水、オーラルケア、フェイスケア、フェイスマスク、シャンプー、衣料用洗剤・柔軟剤、防虫剤、除湿剤などの動きは良かったものの、総合感冒薬、皮膚関連薬、マスク、入浴剤、殺虫剤などの動きは鈍かった。
家具・インテリア
家具・インテリアは、リビングルーム家具、キッチンボード関連、ソファ、マットレス、敷パッド、夏用ブランケット、枕、カーペットなどの動きは良かったが、テレビボード、食卓セット、掛布団、カーテン、クッション、ラグなどの動きは鈍かった。
家電製品
家電製品は、炊飯器、ヘッドフォン、イヤフォン、フィットネス・マッサージチェア、ハンディーファン、空気清浄機などはまずまずの動きだったが、エアコン、冷蔵庫、洗濯機などの動きは鈍かった。
その他商品
その他商品は、電動自転車、ペットフード、カー季節商品、園芸用品、カジュアルリュックサック、ベビーカーなどの動きは良かったが、自転車用ヘルメット、花き類などの動きは鈍かった。
サービス・その他
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.3%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は3.9%であった。

『チェーンストア販売統計』のお問い合わせは、日本チェーンストア協会 広報部 まで
電話 03-5251-4600  FAX 03-5251-4601

※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス ; https://www.jcsa.gr.jp

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