広報リリース・販売統計

チェーンストア販売統計

令和3年11月度・チェーンストア販売概況

(2021年12月21日)

全体の概況

※会員企業数 56社 / 店舗数 11,882店
※総販売額 1兆868億円   (店舗調整前) 102.9% (店舗調整後) 102.8%
<部門別の概況>
・食料品 7,183億円 (店舗調整前) 102.5%(店舗調整後) 101.5%
・衣料品 638億円 (店舗調整前) 95.7%(店舗調整後) 101.2%
・住関品 2,226億円 (店舗調整前) 99.7%(店舗調整後) 100.5%
・サービス 31億円 (店舗調整前) 114.6%(店舗調整後) 114.8%
・その他 788億円 (店舗調整前) 126.1%(店舗調整後) 126.3%

令和3年11月度は、新型コロナウイルス感染症の感染者数減少により行動自粛が解除されたこともあり内食化需要は減少傾向にあるものの、食料品は惣菜などの動きが良かった。衣料品は気温の低下とともに季節商品の一部に動きが見られ、住関品もまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。

商品別の動き

食料品
農産品
農産品は、長ねぎ、玉ねぎ、じゃがいも、里芋、さつまいも、カット野菜などはまずまずの動きだったが、白菜、きゅうり、キャベツ、レタス、トマト、ナス、ピーマン、きのこ類などの動きは鈍かった。果物では、ぶどう、柿、いちご、パイナップル、カットフルーツなどの動きは良かったものの、みかん、りんご、キウィフルーツ、グレープフルーツ、バナナなどの動きは鈍かった。
畜産品
畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉ともに動きは鈍かった。鶏卵の動きは良かったものの、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。
水産品
水産品は、刺身盛り合わせ、ぶり、サーモン、たら、塩鮭、冷凍魚、ちりめん、干物などの動きは良かったが、まぐろ、たこ、するめいか、まあじ、さんま、塩干物、魚卵などの動きは鈍かった。
惣菜
惣菜は、温惣菜は、揚げ物、中華、焼き物などは好調だった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに好調。弁当、寿司の動きも良かった。
その他食品
その他食品は、乳酸菌飲料、アイスクリーム、食用油、冷凍食品、豆腐、練物、こんにゃく、チルド麺、ピザ、マヨネーズ・ドレッシング、レギュラーコーヒー、生菓子、ノンアルコール飲料、酒類の動きは良かったが、米、飲料、乳製品、牛乳、ヨーグルト、食パン、ジャム、納豆、カップ麺、パスタ、チョコレート、スナック菓子、缶詰、佃煮、漬物などの動きは鈍かった。
衣料品
紳士衣料
紳士衣料は、カジュアルパンツ、アウターなどはまずまずの動きだったが、スーツ、コート、ジャケット、スラックス、カジュアルシャツ、トレーナー、ポロシャツなどは苦戦した。
婦人衣料
婦人衣料は、フォーマル、ジャケット、カジュアルパンツ、ニット、アウター、ボトム、カットソーなどはまずまずの動きだったが、コート、ブラウスなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人リラクシング、紳士・婦人インナー、スクール衣料、婦人ハイソックス、手袋、帽子などはまずまずの動きだったものの、ネクタイ、子供衣料、子供パンツ、ファッションマスク、レイングッズなどは苦戦した。
住関品
日用雑貨品
日用雑貨品は、玩具、TVゲーム、キッチンペーパー、シニア向けおむつ、台所消耗品、たばこなどの動きは良かったが、ランドセル、ステンレスボトル、ペーパー類、ウエットティッシュ、鍋、フライパン、文具、書籍、手芸用品、エコバッグなどの動きは鈍かった。
医薬・化粧品
医薬・化粧品は、カウンセリング化粧品、解熱鎮痛剤、目薬、オーラルケア、防虫剤、除湿剤、カイロなどはまずまずの動きだったが、総合感冒薬、マスク、ハンドソープ、洗濯用洗剤、除菌シート、うがい薬、体温計、入浴剤、台所用洗剤などの動きは鈍かった。
家具・インテリア
家具・インテリアは、ワークデスク・チェア、羽毛布団、掛布団、毛布、敷パッド、枕、高反発マットレス、カーペット、こたつ関連用品などはまずまずの動きだったが、タンス・収納家具、インテリア小物などは苦戦した。
家電製品
家電製品は、エアコン、調理家電、炊飯器、ソーダーメーカー、ビューティー家電、乾電池などはまずまずの動きだったが、洗濯機、空気清浄機、クリーナー、照明などの動きは鈍かった。
その他商品
その他商品は、アウトドア用品、ペット用品、スポーツウェア、小型キャリーケース、ボストンバッグなどは好調だったが、電動子供乗せ自転車、花苗類などの動きは鈍かった。
サービス・その他
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.3%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は7.3%であった。

『チェーンストア販売統計』のお問い合わせは、日本チェーンストア協会 広報部 まで
電話 03-5251-4600  FAX 03-5251-4601

※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス ; http://www.jcsa.gr.jp

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