広報リリース・販売統計

チェーンストア販売統計

令和5年12月度・チェーンストア販売概況

(2024年1月23日)

全体の概況

※会員企業数 54社 / 店舗数 10,820店
※総販売額 1兆3,588億円   (店舗調整前) 101.1% (店舗調整後) 101.7%
<部門別の概況>
・食料品 9,394億円 (店舗調整前) 102.0%(店舗調整後) 102.4%
・衣料品 755億円 (店舗調整前) 91.0%(店舗調整後) 91.2%
・住関品 2,687億円 (店舗調整前) 102.0%(店舗調整後) 103.9%
・サービス 30億円 (店舗調整前) 90.4%(店舗調整後) 90.6%
・その他 720億円 (店舗調整前) 99.0%(店舗調整後) 97.7%

令和5年12月度は、食料品は節約志向から買上点数の減少が続いている中、農産品が相場高の影響もあり堅調に推移し食料品全体では売上は良かった。衣料品は気温高で推移したことから動きが鈍かったが、住関品はまずまずの動きだったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。

商品別の動き

食料品
農産品
農産品は、白菜、大根、キャベツ、レタス、きゅうり、長ねぎ、玉ねぎ、なす、ピーマン、芋類、きのこ類、カット野菜などの動きは良かったものの、トマト、ほうれん草などの動きは鈍かった。果物では、ぶどう、いちご、みかん、バナナ、カットフルーツなどの動きは良かったが、りんご、柿、キウィフルーツなどは動きが鈍かった。
畜産品
畜産品は、鶏肉はまずまずの動きだったが、牛肉、豚肉の動きは鈍かった。鶏卵、ハム・ソーセージはまずまずの動きだった。
水産品
水産品は、まぐろ、ぶり、サーモン、ほたて、冷凍エビ・かに、ボイルたらばがに、冷凍魚、魚卵、ちりめんなどはまずまずの動きだったが、刺身盛合わせ、かつお、丸物、うなぎ、あじ、いか、冷凍するめいか・さんま、数の子、うなぎ、開き物、切身、漬け魚、牡蠣、海藻類などは苦戦した。
惣菜
惣菜は、温惣菜は、揚げ物、天ぷら、オードブル、中華、焼き鳥、焼き物などは好調だった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに動きは良く、弁当、寿司の動きも良かった。
その他食品
その他食品は、米、乳製品、牛乳、乳飲料、飲料、ヨーグルト、アイスクリーム、冷凍食品、パン類、和・洋風調味料、納豆、豆腐、チョコレート、スナック、豆菓子、グミ、のど飴、ギフト、ビール、ノンアルコール飲料などは好調だったが、袋・カップ麺、パスタ、鍋つゆ、スープ類、水物、練製品、インスタントコーヒー、紅茶、ココア、半生菓子、漬物、佃煮、清酒、発泡酒、新ジャンルビールなどの動きは鈍かった。
衣料品
紳士衣料
紳士衣料は、セットアップ、ドレスシャツ、カジュアルパンツ、薄物セーター、カーディガンなどはまずまずの動きだったが、コート、ビジネススーツ、ジャケット、カジュアルシャツ、トレーナー、アウターなどの動きは鈍かった。
婦人衣料
婦人衣料は、コート、カラーフォーマル、カジュアルパンツ、ニットスカート、レギンスパンツなどの動きはまずまずだったが、セーター、アウター、ボトムなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士下着、紳士靴下、スニーカー、鞄、財布などの動きは良かったものの、紳士・婦人・子供パジャマ、紳士・婦人インナー、婦人下着、男児・女児服、スクール衣料、婦人ブーツ、婦人靴下、ひざ掛け、マフラー、帽子、手袋などの動きは鈍かった。
住関品
日用雑貨品
日用雑貨品は、ランドセル、カードゲーム、玩具、ペーパー類、洗濯・清掃用品、トイレ・バス用品、キッチン用品関連、和食器、割箸、旅行ガイド、ゴミ袋などの動きは良かったが、TVゲームソフト、文具、書籍などの動きは鈍かった。
医薬・化粧品
医薬・化粧品は、制度化粧品、総合感冒薬、スキンケア、メイク用品、オーラルケア、ドリンク剤、衣料用洗剤、食器用洗剤などの動きは良かったが、抗原検査キット、マスク、除菌ジェル・シート、ヘアケア、住居用洗剤、入浴剤、カイロなどの動きは鈍かった。
家具・インテリア
家具・インテリアは、ダイニング家具、ベッド、組布団などの動きは良かったものの、テレビボード、羽毛布団、毛布、敷パッド、カーペット、ラグなどの動きは鈍かった。
家電製品
家電製品は、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、トースター、電気ポット、IH調理器具、電子レンジなどはまずまずの動きだったが、エアコン、セラミックヒーター、衣類乾燥機、ラジカセ、蛍光灯、乾電池などの動きは鈍かった。
その他商品
その他商品は、トラベルバッグ、自転車用ヘルメット、介護用品、ペットフードなどの動きは良かったが、電動サイクル、シティサイクル、アウトドア関連などの動きは鈍かった。
サービス・その他
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.2%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は5.5%であった。

『チェーンストア販売統計』のお問い合わせは、日本チェーンストア協会 広報部 まで
電話 03-5251-4600  FAX 03-5251-4601

※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス ; https://www.jcsa.gr.jp

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