広報リリース・販売統計

チェーンストア販売統計

令和6年11月度・チェーンストア販売概況

(2024年12月24日)

全体の概況

※会員企業数 47社 / 店舗数 9,307店
※総販売額 1兆666億円   (店舗調整前) 94.5% (店舗調整後) 103.5%
<部門別の概況>
・食料品 7,292億円 (店舗調整前) 94.0%(店舗調整後) 105.0%
・衣料品 584億円 (店舗調整前) 92.7%(店舗調整後) 100.2%
・住関品 2,270億円 (店舗調整前) 101.0%(店舗調整後) 107.6%
・サービス 25億円 (店舗調整前) 99.3%(店舗調整後) 99.0%
・その他 494億円 (店舗調整前) 78.9%(店舗調整後) 78.4%

令和6年11月度は、食料品は節約志向が続いて買上点数が回復しないが、農産品の相場高、店頭価格上昇の影響などもあり販売額は伸びた。衣料品は季節商品を中心に動きが鈍かったが、住関品の動きが良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。

商品別の動き

食料品
農産品
農産品は、白菜、長ねぎ、じゃがいも、トマト、ミニトマト、キャベツ、レタス、れんこん、きのこ類、カット野菜、カットサラダなどは好調だったが、きゅうり、人参、玉ねぎ、なす、ピーマン、ブロッコリー、ほうれん草などの動きは鈍かった。果物では、りんご、柿、いちご、ぶどう、バナナ、梨・洋梨、キウィフルーツなどの動きは良かったものの、みかんなどの動きは鈍かった。
畜産品
畜産品は、豚肉、鶏肉の動きは良かったものの、牛肉の動きは鈍かった。鶏卵の動きは鈍かったが、ハム・ソーセージはまずまずの動きだった。
水産品
水産品は、刺身、まぐろ、ぶり、サーモン、さんま、うなぎ、塩鮭などの動きは良かったが、あじ、まだら、いか、開き物、えび、かに、しらす・ちりめん、貝類、数の子などの動きは鈍かった。
惣菜
惣菜は、温惣菜は、フライ、天ぷら、オードブル、唐揚げ、グラタン、焼鳥などは好調だった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに動きは良かった。米飯、寿司もまずまずの動きだった。
その他食品
その他食品は、米、チルド飲料、野菜系飲料、アイスクリーム、ヨーグルト、冷凍食品、冷凍野菜、パスタ、ふりかけ、海苔、缶詰、漬物、納豆、豆腐、蒟蒻、チョコレート、ウイスキーなどの動きは良かったが、乳製品、牛乳、パン類、カップ麺、麺類、スープ、ピザ、インスタントコーヒー、鍋つゆ、練物、食用油、佃煮、和・洋菓子、スナック、プリン・ゼリー、清酒、焼酎、ビールなどの動きは鈍かった。
衣料品
紳士衣料
紳士衣料は、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、カジュアルパンツ、ポロシャツ、薄手アウター、ボトムなどはまずまずの動きだったが、スーツ、ジャケット、スラックスなどは苦戦した。
婦人衣料
婦人衣料は、ブラックフォーマル、セーター、シャツ・ブラウス、カジュアルシャツ、ニット、カットソー、ボトムなどの動きはまずまずだったが、カラーフォーマル、コート、アウターなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士ルームウェア、紳士・婦人・子供パジャマ、紳士・婦人・子供インナー、婦人バッグ、傘などの動きは良かったが、子供用防寒具、レッグウェア、靴下、帽子などの動きは鈍かった。
住関品
日用雑貨品
日用雑貨品は、携帯型ゲーム機、玩具、マグボトル、キッチン用品関連、トイレ・バス用品、ペーパー類、鍋、タオル、たばこなどは好調だったが、カードゲーム、ゲームソフト、和食器、行楽用品、雑誌、文具、年賀用品などの動きは鈍かった。
医薬・化粧品
医薬・化粧品は、制度化粧品、オーラルケア、フェイスマスク、衣料用洗剤・柔軟剤、台所用洗剤、医薬部外ドリンク、血圧計、除湿剤、殺虫剤、防虫剤などは好調だったが、マスク、総合感冒薬、鼻炎薬、除菌ジェル・シート、ヘアケア、ボディケア、住居用洗剤、入浴剤、健康食品、カイロなどの動きは鈍かった。
家具・インテリア
家具・インテリアは、リビングルーム家具、ベッド、マットレス、羽毛布団、掛布団、カーペットなどの動きは良かったが、タンス・収納家具、テレビボード、敷パッド、毛布、枕、こたつ布団、カーテン、クッション、座椅子などは苦戦した。
家電製品
家電製品は、冷蔵庫、洗濯機、照明器具、乾電池などの動きは良かったが、ファンヒーター、加湿器などの動きは鈍かった。
その他商品
その他商品は、ペットフード、電動サイクル、婦人スポーツウェア、キャリーケース、大人用おむつなどはまずまずの動きだったが、スポーツサイクル、アウトドアー用品、園芸用品などの動きは鈍かった。
サービス・その他
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.2%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は4.6%であった。

『チェーンストア販売統計』のお問い合わせは、日本チェーンストア協会 広報部 まで
電話 03-5251-4600  FAX 03-5251-4601

※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス ; https://www.jcsa.gr.jp

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